本に興味がなかったわたしが本にハマった最初の本

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Yahoo!ニュースで東野圭吾さんが亡くなったと通知が入った

わたしが本を読むようになったのは、東野圭吾さんの作品

むかし僕が死んだ家だった

東野圭吾さんの作品で有名なのが容疑者Xの献身白夜行秘密だとおもう

小説を読んだことがない人でも、映画やドラマで見た人もいるとおもう

悲報のニュースを見ながら東野さんが「本を読むのが嫌いな人でも夢中で読んでもらえる本を書きたい。」という言葉に自分がその中の1人だとおもった

東野圭吾さんの本をすすめてきたのは姉だった

姉が興奮気味で「この本おもしろいから読んでみて!誰もいない家の書き方が不気味でそこに自分がいるみたいで…まぁ~いいから読んだら感想聞かせ!!」と貸してくれた

たしか中学生ぐらいだったとおもう

夕飯の前に借りて最初の読みはじめから夢中になって

夕飯を食べたあともお風呂に入らず無我夢中で読んでた

気づいたら朝になってた

読みながら主人公が廃墟の家の中に入って記憶を思い出していくところは本なのに自分がそこに立っているような錯覚を感じた

さっきまで誰かがいたようなままになった家のなかの様子がリアルでどこか不気味な感じが読んでいても伝わってきて、怖くなって本をとじるも先がきになって最後まで読んでいた

読み終わったと同時に姉の部屋に行って

「これおもしろかった!家の中に自分がいたよ!」というと姉も「もう読んだん??」と驚くも

「そう!!リアルで本の中の風まで感じるやろ!!」と興奮しながら語った

自分の感動を伝えるにもうまく言えない感じがもどかしかったけど、本の感想を語るのが楽しかった

この感動を語りたくて必死に姉に伝えていた

その後も東野圭吾さんの作品が読みたくて姉から借りたのが、容疑者Xの献身だった

この作品も最後の最後でこんな展開が待っていたなんてと驚いた

作家さんはどんな風にこんなトリックを考えるのか?不思議でどんな脳みそをしているのかみたくなるほどだった

映画にもなると知って映画も見た

小説から映画になることはよくあるけど、映画見たから知っていると本を読まないのは損だとおもう

言葉だけで人の頭のなかに入ってくる感動は本でしか感じられないし、映画とはちがうリアルを知れるのは東野圭吾さんの作品だからだ

それからは推理小説にハマって家にあった名探偵シャーロックホームズや姉におもしろい本がないかといってアガサ・クリスティーのそして誰もいなくなったを「ホントに誰もいなくなるからw」といわれて借りた

読んだあと「ホントにいなくなったね。」と笑いながら返した

わたしは最後の結末を知っても本も映画も見れるから姉に「最後どーなんの?」と聞いたけど、そして誰もいなくなったは結末をおしえてもらわず読んだ

東野圭吾さんの作品はラストの展開を知っていてもおもしろい

ラストの展開になるまでもがおもしろいから

1文字1文字が生きているというか、触れる

風が吹けば自分に風があたるし

どこか物悲しい夜の雰囲気も感じられる

本を読むと想像力が育つっていわれるけど、東野圭吾さんのむかし僕が死んだ家は想像力どころではないぐらいのリアルが本の中にあった

昔本当に読書が嫌いだったのか?と疑いぐらいそんな本が嫌いな人が書いたとはおもえないぐらいの衝撃だった

今年に入って久しぶりに東野圭吾さんの作品を読んだ

東野圭吾さんらしくないんじゃない?なんて思いながら、メルヘンチックな話かとおもいながら読んだ

やっぱりいつものように本のなかに自分がいた

亡くなった人の思いをクスノキを通して言葉にならない思いを受け取る

そんなこと絶対ありえないのに、この世界のどこかでこのクスノキがあるようにおもえる

読むのに時間がかかるだろうとおもっていても気づけばあっという間に読んでいた

クスノキの番人は泣きながら読んだ

人は亡くなってもその人の思いはずーっと残る

まるで東野圭吾さんの作品のようだと勝手に想像してた

東野圭吾さんの作品は姉との思い出でもあるし、わたしが本をスキになったきっかけでもあるから1つの時代が終わったのかと年をとったことに色々考えてしまった

悲報のニュースとともに本屋さんで追悼コーナーをつくって東野圭吾さんの作品を並べているのを見て

本が好きな人の温かさを感じてうれしくなった

東野圭吾さんの作品を好きな1人でよかったとおもった

本を読むことを好きにさせてもらった作家さんの死はとても悲しいけど、東野圭吾さんの作品はこれからもずっと残っていく

本が嫌いという人がいるならまず最初の1冊におすすめしたい

どの作品も夢中で没頭できる作品ばかりだから

文書は生きているとおしえてくれた東野圭吾さんに心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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